GUIDE — 実家・古い家の間取り図
実家の間取り図が
ないとき
先に探せる場所と、測って清書する手順
リフォームの相談、家族での片付けの段取り、親の住まいの説明。実家の間取り図が欲しくなる場面はいろいろあります。ところが、建てたときの図面がどこにあるか分からない、ということも少なくありません。この記事では、先に探せる場所と、見つからないときに自分で測って描き、見やすい間取り図に清書するまでの流れをまとめます。
先に探せる場所
まずは家の中です。建てたときや購入したときの書類(契約書、パンフレット、図面の束)と一緒にしまわれていることがあります。建てた会社が分かっていれば、問い合わせてみるのも一つの方法です(残っているかどうかは会社によります)。
家の外で探せるものとしては、次の2つがあります。
- 法務局の「建物図面・各階平面図」。建物の位置を示した図面と、各階の形を示した図面です。盛岡地方法務局の案内では、どなたでも請求でき、印鑑や身分証明書は要らないとされています。請求には建物の「家屋番号」が必要で、家屋番号は住所(住居表示)と違う場合があると書かれています。手数料は、同じ案内で窓口・郵送が1通500円です。金額や手続きは、管轄の法務局の案内で確かめてください。
- 都道府県・市などの「建築計画概要書」。東京都の案内では、建築物の概要や、建築確認・完了検査などの記録を載せた書類とされています。窓口での閲覧は無料ですが、コピーや写真撮影はできず、書き写すことは認められています。部屋ごとの間取りを知るための書類としては使いにくい、というのが私たちの見方です。
法務局の各階平面図は、各階の形を示すための図面です。部屋名や家具の配置が分かる「間取り図」とは目的が違うので、見比べてから使い道を決めるのがよいと思います(ここは私たちの考えです)。
見つからないときの選択肢
図面が見つからない、または見つかっても見にくいときは、おおむね次の3つです。
- 自分で測って、手書きする。メジャーと紙があればできます。次の節で手順を書きます。
- 手書きを、清書してもらう。自分で測って描いた略図を、見やすい間取り図に描き起こしてもらう方法です。
- 今は作らない。使い道(リフォームの相談など)が決まってから、相談先に合わせて用意する方が無駄がないこともあります。
部屋を測って、手書きする
当サービスで、図面がない方にお願いしている手順です。
- 部屋ごとに、内側の「たて」と「よこ」を測る。メジャーで壁から壁まで。cmでもmmでも構いません。
- 紙に、だいたいの形とドア・窓・収納を描く。測った数字も書き込みます。線はゆがんでいて大丈夫です。方眼紙だと形をそろえやすくなります。
- 読み返して、抜けを確かめる。部屋の名前、ドアの開く向き、階段の上り口など、あとで迷いそうな所を書き足します。
家具が置いてあって壁まで測れない所は、無理をせず「家具まで」などと書き添えてください。測れなかった所を空けておく方が、あとで間違いに気づきやすくなります。
清書を頼むときに送るもの
- 手書きの略図の写真(真上から、紙の全体が写るように)。
- 各部屋の寸法か帖数が読めること。読めない所や書かれていない所は、勝手に補わず確認します。
- 図に入れたくない文字(住所・氏名など)があれば、その旨。
当サービス「手書きを、図面に。」では、平屋・マンション・2階建てまで3,000円で清書します(無料修正3回・お届け1日の予定)。図面がなく、測った寸法と略図からのご依頼は、購入前にココナラのメッセージでご相談ください。寸法は、測っていただいた数字のまま描きます。
頼めないこと
- 現地での採寸。当サービスは伺って測ることはしていません。
- 建築確認申請・登記・施工に使う図面。当サービスの間取り図は、説明・共有・掲載のための図です。
- 間取りの良し悪しの助言や、リフォームの提案。リフォーム会社などの専門家にご相談ください。
- ご自身に利用する権利のない図面。ご依頼は、ご家族の家の図面など、利用する権利のあるものに限らせていただいています。
古い図面が見つかったけれど見にくい、という場合は、手書き・古い間取り図をきれいにする3つの方法もご覧ください。
出典と確認日
以下は、2026年10月14日に確認したページです。手数料や手続きは変わることがあります。
- 盛岡地方法務局「土地・建物の地図・図面など」:houmukyoku.moj.go.jp
- 東京都都市整備局「建築計画概要書の閲覧制度」:toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp
この記事は、間取り図の清書サービス「手書きを、図面に。」の運営が書いています。法務局・自治体の手続きは地域によって違うことがあるので、実際の手続きは各窓口の案内でご確認ください。