GUIDE — 間取り図を見やすくする
手書き・古い間取り図を
きれいにする3つの方法
自分で描く / アプリ・AI / 清書を頼む
実家に残っていた何十年も前の手書きの間取り図、コピーを重ねて薄くなった図面、メモ書きだらけの設計図。家族や打ち合わせの相手に見せようとして、「これでは伝わらない」と感じたことはないでしょうか。
この記事では、手書きや古い間取り図を見やすくする方法を3つ、必要なもの・向いている場面・注意点とあわせて整理します。自分でできる方法を先に書き、最後に、清書を頼む選択肢のひとつとして当サービスを紹介します。
先に結論:3つの方法の比べ方
-
方法 1
自分で描き直す
- 向く人
- 部屋数が少なく、手を動かす時間がある人
- 必要なもの
- 方眼紙とペン、またはWebの描画ツール(無料のものがあります)
- 注意
- 寸法や帖数を自分で拾い直します。仕上がりは描き方しだいです
-
方法 2
アプリ・AIで変換する
- 向く人
- まず雰囲気を見たい人、下書きとして使いたい人
- 必要なもの
- 手書きの写真。無料枠(クレジット制)があるツールがあります
- 注意
- 細部を間違えることがあります。元の図面と見比べます。画像の扱いはツールごとに違います
-
方法 3
清書を頼む
- 向く人
- 読みにくい箇所が多い人、時間をかけられない人
- 必要なもの
- 元の図面の写真やPDF。当サービスは2階建てまで3,000円
- 注意
- 寸法や帖数が読めることが前提です。依頼先ごとに対応や料金が違います
組み合わせもできます。たとえば、AIで下書きを作り、読み違えた所を自分で直す、という使い方です。
方法1:自分で描き直す
費用をかけずに始められる方法です。ただし、元の図面の寸法や部屋名を読み取って、描き直す手間がかかります。
方眼紙で描く
手書き間取り図の描き方を解説している「オンライン・リノベ」(運営:株式会社リノベ)のページでは、次の手順が紹介されています。
- 方眼紙を使い、1マスが何ミリにあたるかを決めます。例として、2マスを910mm(半間)にする方法や、1マスを500mmにする方法が挙げられています。
- 方眼紙の上を北にします。
- 各部屋に、和室・洋室・キッチンなどの名前を書きます。和室は畳の形も書きます。
- 描き終えたら、スキャンまたは撮影します。
ここからは、私たちの進め方の一案です(出典のある事実ではなく、助言です)。
- 外形から順に描く。外壁、内壁、ドアと窓、水まわりや階段、最後に寸法と部屋名、の順にすると、途中でやり直しが少なくなります。
- 読めない数字は「?」のままにする。古い図面の寸法がかすれて読めないとき、推測で書くと後で食い違います。家族に聞くか、実際に測って埋めます。
- 撮るなら真上から、全体が入るように。斜めから撮ると寸法がゆがみます。線が薄いときは、ペンでなぞってから撮ると読み取りやすくなります。
無料のWebツールで組み立てる
手書きを変換するのではなく、壁やドアを置いて一から組み立てる無料のWebツールもあります。登録なしで描けるものもありますが、書き出しにアカウント登録が必要だったり、保存や複数の端末での利用が有料だったりと、条件はツールごとに違います。使う前に、書き出せる形式(PNGなど)と、無料で使える範囲を確認してください。
帖数と㎡の注意
図に帖数を書くとき、「1畳=1.62㎡」という数字を目にすることがあります。これは、不動産広告の表示ルール(不動産の表示に関する公正競争規約の施行規則)で、畳1枚あたりの広さは1.62平方メートル以上(各室の壁心面積を畳数で除した数値)という意味で使うこととされているものです。広告での表示の決まりであり、部屋を実際に測った値とは別のものです。描き直すときは、元の図面に書かれた帖数と、実測した寸法を分けて扱うと、食い違いに気づきやすくなります。
方法2:アプリ・AIで手書きスケッチを変換する
手書きのスケッチや写真から、デジタルの間取り図を作るサービスがあります。短時間で変換できるとうたうものもあります。料金や仕様は変わるので、使う前に各サービスの公式ページで最新の内容を確認してください。
公式ページで確かめておきたいこと
- 無料の範囲。無料で試せる枠(クレジット制)があるサービスもあります。変換のたびにクレジットを使い、有料プランが用意されている場合もあります。
- 寸法の読み取り。手書きの寸法を読み取る機能をうたうサービスもあります。読み取った数字が合っているかは、自分で確かめます。
- 画像の扱い。アップロードした画像の保存期間、処理先、学習への利用や共有の有無は、サービスごとに違います。ページに明記されていないこともあります。
- 間違いの可能性。生成AIを使うサービスには、公式ページ自身が「細部を間違えることがあるので、公開前に元の図面と見比べるように」と案内しているものもあります。
使う前に
- 図面に住所・氏名・電話番号が写っていないか確認する。写っている場合は、アップロードの前に隠すか消します。
- 結果は必ず元の図面と見比べる。特に、寸法、ドアの開く向き、階段の上り下りの向き、帖数を重点的に確かめます。
- 画像の扱いを確かめる。保存の期間、処理先、学習への利用の有無は、ツールごとに違います。利用規約・プライバシーポリシーで確認できる範囲を確認してください。
方法3:清書を頼む
読めない箇所が多い、描き直す時間がない、家族や打ち合わせの相手に渡す1枚を用意したい、といった場面で選ばれる方法です。
頼む前の準備
- 元の図面を、真上から、全体が写るように撮影します(1階・2階それぞれ)。PDFがあればそのままで構いません。
- 手書きの場合は、部屋の寸法や帖数が読めることが必要です。線がゆがんでいても、壁やドアの位置が分かれば大丈夫です。
- 読めない文字は、そのままにしておいてください。当サービスでは、勝手に補わず、確認します。
当サービスの内容
このページを運営している「手書きを、図面に。」は、手書きの間取り・設計図のPDF・スマートフォンで撮った写真をもとに、見やすい間取り図を描き起こす清書サービスです。
- 作るもの
- 1階・2階を並べた間取り図。部屋名、帖数、ドア、窓、水まわり、階段を描きます。カラー(床材の表現つき)または白黒を選べます。
- 料金
- 平屋・マンション・2階建てまで3,000円(カラー・白黒とも同額)。3階建てや複数棟は事前にご相談ください。
- 修正・お届け
- 無料修正1回、お届け3日。JPG・PDF・PNGで納品します。同時にお受けするのは2件までです。
- ご注意
- 広告・共有用の図面です。建築確認申請・施工には使えません。間取りの良し悪しの助言や設計の提案はしていません。ご依頼は、ご自身に利用する権利のある図面に限ります。
上の2枚は、このサービスのために作った架空の間取りです。実在の家ではありません。
手書きの間取り図の清書を頼める先は、ほかにもあります。たとえば、不動産会社向けの間取り図作成代行などです。広告に載せる図面か、家族に見せる図面かで、対応する用途・料金・納期が違うので、目的に合うものを比べて選んでください。
当サービスの料金と流れは、サービスのページにまとめています。お申し込みは、サービスのページにあるボタンから、ココナラ上で行います。
どれを選ぶか
- 部屋数が少なく、描くのが苦でない → 方法1。費用をかけずに、元の図面を読み直す機会にもなります。
- まず仕上がりの雰囲気を見たい、費用はかけたくない → 方法2。結果は元の図面と見比べて、直すことを前提にします。
- 読めない箇所が多い、渡す1枚を早く用意したい → 方法3。
どの方法でも、元の図面の寸法と部屋名を、最後にもう一度見比べることが、いちばん確実な仕上げです。
出典と確認日
以下は、2026年10月6日に確認したページです。内容は変わることがあります。
- 手書き間取り図のつくりかた(オンライン・リノベ/株式会社リノベ):https://online-renova.style/tegaki-madorizu
- 不動産の公正競争規約(不動産の表示に関する公正競争規約・同施行規則。畳数表示の定め):rftc.jp の公開PDF
この記事は、間取り図の清書サービス「手書きを、図面に。」の運営が書いています。ツールについての記載は、各サービスの公式ページで確認できた範囲の一般的な説明で、実際に使い比べた感想ではありません。